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男はつらいよ
しばらく前から昭和ブーム(?)が続いている。編集や制作に携わる人間がわしらと同じくらいの世代の人間になったということだろうか。
わしも昭和文化が懐かしくてたまらない一人だ。もともと派手なことが嫌いな人間なので、昭和の裸電球くらいの明るさに、胸が苦しくなるくらいいとおしさを感じていた。
随分昔に、長島温泉(今は名前も形もかわってしまったな)のプールのエリアで昭和展をやっていて、そこには師勝町歴史民俗資料館から借りてきた物、街並みが展示されていて感動した。
その後、師勝町歴史民俗資料館に何度かいった。本屋にも昭和文化を扱ったものが以前からちらほらあったが、だんだん増えて、今は頭打ちになった気がする。その書物もほとんど手に入れて、コレクションにしている。
後はDVDだな。昭和と戦争、昭和のニュースなどがDVDになっている。それもいくつかはコレクションして、時々見ている。
映画では三丁目の夕日に代表される昭和をネタにしたものがいくつかでた。一昔前に、クレヨンしんちゃんの映画で「モーレツおとな帝国」ってのがあったが、あれは感動した。映像と、その当時はやった音楽を一緒に流されると、たまらない気持ちになる。
これが年をとるということなのか・・死期がせまっているのかと不安になることもある。それくらい、わしは今、昭和文化に飢えている。
音楽も以前は60-70年代のフォークが一番好きだったが、昭和歌謡曲が心に響くようになってしまった。
そもそもそれは同時代のものではないのにね。自分が子供の時、「懐メロ」という番組がしばしばやっていて、親が懐かしそうに見ていた。音楽自体はそういう理由で知っているわけだが、流行していた時のことは知らない。それでも幼少期の記憶ってことなのだろうな。
「カーテンコール」って映画で「いつでも夢を」がメインで使われていたが、それが耳について離れなくなってしまった。
懐かしついでに、タイガーマスク、あしたのジョー、アタックNo1、空手バカ一代など大好きだった曲を、TSUTAYAで借りてきてウオークマンで聞いている。全く極端なことだ。
映画に話を戻すが、今作られる昭和を題材とした映画が、どうもピンとこない。昔の映像自体をみると、心がうずくのだが、似せて作った映像はどうもよくない。雰囲気や物、服装、建造物を再現しようとしている努力は分かるが、何が違うか・・・何かが違う。それは、暗さと汚さと人の顔つきだ。
暗さは人工的に作り出そうとしているが、作られた物と、そうでしかなかったものの差は大きい。汚さ・・これが再現できない。
ある意味、ここ何十年かの歴史は、「デジタル化」という言葉で表現してよいのではないか。デジタル化とは、ありのままの情報から、「自分に必要な物だけを抽出し、コンパクトできれいに見えるようにする」ことだとわしは思う。
見かけ上はきれいになったが何か物足りない。CDのようにデジタル化された音楽より、ドーナツ盤レコードの味わい、それより生の演奏、さらに手作りの楽器による音・・などなど。デジタル化によりきれいで単一化され、再現性には優れるが、ものたりなくなり、アナログ的なものは一期一会というか二度と再現されることがない。
話がそれたが、本物の昭和はアナログの昭和で、今作られた昭和はデジタルの昭和っていうのが分かりやすいかな、余計わかりにくいか。
それがだね、最近、ふらふらっと吸い寄せられるように「男はつらいよ」を借りてきて見たのだよ。感動した。そこにはアナログの昭和があったよ。これこれってかんじ。この色、この形、この顔、この声、このセリフ、この言い回し、このギャグ・・まさにこれだ!と感動した。
第一作が作られたのが1969年と言うから、まさに同時代だ。1969年、人類が月面に降り立ち、万博が近づき、アニメでは、タイガーマスクとアタックNo1が始まった年。そうか、泣けてくるはずだ、全くもー。
いやー年をとったんだな、懐かしくて懐かしくて泣けてくる。
他にHPを立ち上げて、昭和文化保存の会をいつか作りたい気分。
心療内科には何も関係ない話だったね。
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【2007/04/30】  この記事のURL | 雑感 | ▲ top
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